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最近、読んだ本。
本好きの友達とのお喋りでどの作家さんが好きなのかという話に。
そう言えば、私も気に入った作家さんの本を読むことが多かったかも。
それが、森瑤子さんだったり群ようこさんだったり・・・

実は、小池真理子さんの本も大好き!
最近、読んだ本。_b0143308_2058151.jpg

艶っぽいんだけど
ミステリーだったり、ホラーだったり・・・
特に『墓地裏を見おろす家』は、凄く怖くて電車の中で読んでた時
鳥肌が立った(>_<)
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最近、読んだのは
『永遠の0-ゼロ』

母に薦められて読みました。戦争の話か・・・と乗り気ではなかったんだけど
読み始めると、ぐいぐいと物語に引き込まれていって。
この物語のシチュエーションが、うちとよく似てるんです。
(祖母の名前まで一字違い!)
私の祖父は、母が生まれて名前を付けて直ぐに戦地へ。
ビルマ(現ミャンマー)のインパール作戦で戦死。後に祖母は、再婚。
(再婚相手は、後に生まれた4人の幼子を残して亡くなっちゃったけど・・・)

物語の祖父は、身重の妻を案じながら戦地に行き
生きて妻の元に帰りたい、娘に会いたいと願いながら、特攻隊として最期を迎えます。
後に祖母は、再婚し幸せな一生を送ります。でも、その奥底にあったもの・・・
一切、自分の娘にも伝えようとしなかったこと。
最近、読んだ本。_b0143308_20571972.jpg

祖父の存在を知らなかった孫が、自分の祖父のことを調べるうちに
明らかになる真実。記憶の断片が揃うとき、明らかになる真実・・・
鳥肌、立ちます。

20歳そこそこの男性が、日本のために命を懸けて戦う。今、思うとなんて凄いことなんだろう。
いまどきの大学生を見ると(私の年代の男子もだけど)考えられない。(この前見た、就活の男子、リラックマの筆箱愛用)
国と家族を守るという強い意志。
主人公の男の子は、20歳の時に実の祖父のことを知ります。
存在さえ知らなかった男性を急に祖父だと言われても実感が湧かないのは事実。
でも、自分と同じ血が流れている人の生涯を知りたいと思うことも事実。
命を惜しむ臆病な男・・・それが、お前の祖父だと罵られるんだけど
あの時代、しかも戦地で生きて帰りたい・・・なんて言うこにはどれだけの勇気がいることだったことか。

特攻は、今でいうテロリストであり自爆テロと同じだという新聞記者。
実際、私もそうではないかと思ってた。
特攻要因は志願だった。ほとんどの人が、喜び自ら志願したと言われているけど
実際には、否定できない雰囲気だったし『そういう形をとっていた』のだという。
特攻隊員が残した遺書には、検閲があり戦争や軍部に批判的な文章
あるいは軍人にあるまじき弱々しいいことを書くのも許されない。そんな彼らの残した遺書の本意・・・
死にいく者が、家族に向け残した文章の本当の心の内。

五・一五事件後、戦争賛美へ進み、日本は軍国主義になったのはマスコミの報道・・・
戦後、国民に愛国心を捨てさせるような報道をしたのもマスコミ。
最近、マスコミに関して
ネットで知ることと、雑誌で知ること・・・TVなどでやるものとのギャップに違和感を感じます。

逃げることのできない死をいかに受け入れ、その短い人生を深いものにしようと悩み苦しんだ人間。
彼らは国のために命を投げうった真の英雄なのか、歪んだ狂信的な愛国者なのか。

『今日、この国ほど自らの国を軽蔑し
近隣諸国におもねる売国奴的な政治家や文化人を生み出した国はない・・・』
この言葉の重み、感じます。

戦争のこと、戦争で亡くなった方のこと、自分の国のこと自分のおじいちゃんのこと・・・
いろいろなことを考えさせられる話でした。
祖父も生きて帰れなかったこと、祖母と母と会えなかったこと
心残りだっただろうなぁ。
私たち家族を守るために命を落とした地、ミャンマーに思いを馳せます。

映画も楽しみだわ~。
by kash-w | 2013-03-29 22:41 | 本・音楽 | Comments(4)
Commented by marucox0326 at 2013-03-30 01:19
深夜にゴメン遊ばせ。

小池さんのは「恋」だったかな。おもしろかった。
ご主人の藤田宣永の本をなぜか夫が良く借りてます。

百田尚樹さんは私の愛してやまない
「探偵ナイトスクープ」の台本書いてらっしゃる方ですね。

このご本も本屋さんに平積みになってるのをちら見しつつ、
あれよと言う間に話題になり、映画化決定で、
乗りおくれました(笑)

原作本の映画化って、私は別物として
見るようにしているのですが、思いがけず良かったもの、
なんじゃこれと思うものがあります。
とても良かったのは「鴨とアヒルとコインロッカー」
伊坂ファンとしても凄く好きな映画。
反対に超しらけたのは「蟹工船」
調べたら映画ファンの評判も悪かったワ。
Commented by kana_wish at 2013-03-30 20:59
こんばんは。
永遠のゼロ。私も読みました。
すごく重くて、一日数ページしか進められず
とっても時間がかかったんだったかな・・・

国のため、国民のため、家族を、そして自分たちを守るため。
そうせざるを得なかった世の中。戦争。時代・・・
どこまで彼らが、国や家族のために「進んで」そこへ行ったのかは
今は知るよしはないけれど、大人とも子供とも言えない
年代の人たちが空に散った事実がある事は伝えて行かなければならないよね。

この日本に、
平和な日本に
「特攻」という物があった事を知った時の衝撃は
今もすごくよく覚えています。
信じられなくて。

ほんの数十年前に、国のためにその尊い命を捧げた多くの方々の
事、
忘れないようにしなきゃ。
kashさんのおジイ様もその一人なのね。
書いてくれてありがとう。
私もまた色々考えちゃった・・・

映画、楽しみね。でも岡田君・・・苦手だなぁ~。
Commented by kash-w at 2013-03-31 21:24
marucoxさん☆
こんばんは。私も初めて読んだのは『恋』だったと思います~♪
藤田宣永さんの本、1冊だけ読みましたー。
旦那サマ、読んでるんですね!!

百田尚樹さん、そうです!ナイトスクープの脚本家の方です!
って、私も最近、知ったのですが(笑)
TVでも、よく紹介されてますよね~。私もすっかり乗り遅れてから
読みましたよ!
映画化されるとがっかりってこと、よくありますね~。
原作、先に読まないほうがいいかな・・・なんて思っちゃいます。
『鴨とアヒルのコインロッカー』、原作は読んでないんですが
映画は観ました~。面白い!って思いましたよ♪
『蟹工船』は、イマイチでしたか~。暗い話だから余計ですかね~!?
『告白』や『悪の教典』は、よく出来てましたよ~。
Commented by kash-w at 2013-03-31 21:44
kanaさん☆
こんばんは。kanaさん、読んだのねー!
重い話だったよね(>_<)
主人公の姉弟の気持ちを思うと、次のお話を聞くのが怖くなっちゃったわ。

国のため、家族のために私たちよりもうんと下の男の子が
零戦を操縦して戦うって、信じられない。
しかも、大国アメリカと・・・。
国全体がそういう雰囲気になったってことも怖いことだよね。
日本のために命を懸けて戦ってことを忘れてはいけないし
もっと、このことを私たちは知って、後世に伝えていかなくては
いけないよね。
私も本の中の新聞記者のように『特攻』って、自爆テロと同じなんじゃないかと思ってたの。
この本を読まなければ、ずっとそう思ってたかも。
私は祖父が戦争に行って亡くなってるから
戦争ってそんなに昔のこととは思わなかったんだけど
今の若い人にしたら、大昔のことって思ってるかもだよね。
ホント、忘れないようにしなきゃだよね。
私、岡田君でよかったって思ったのよ~。岡田君って、昭和的だから(笑)kanaさんのイメージでは、誰だったんだろ~!?
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